コメリ12800円のクーラーボックスが5万円の高級品に勝利!真空パネル搭載の衝撃コスパを検証

「お値段バグってる」でお馴染みのコメリが、今度はクーラーボックスで価格破壊を起こしました。2025年発売の「ナチュラルシーズン真空パネルクーラーボックス」は、なんと12800円で冷蔵庫にも使われる真空断熱パネルを5面に配置した本格仕様。果たしてその実力はいかほどなのか?今回、アメリカの高級ブランドRTICの5万円クーラーと同条件でガチンコ保冷力テストを実施。その衝撃的な結果と、さらなる性能向上の裏技まで詳しくレポートします。

冷蔵庫と同じ技術を12800円で

コメリの新作クーラーボックスの最大の特徴は、真空断熱パネルを底面と四方の側面、計5面に配置していることです。真空断熱パネルとは、アルミフィルムとグラスウールを使って真空状態を作り出した超高性能な断熱材で、通常のウレタンフォームと比べて断熱性能は圧倒的に優れています。

ラインナップは2種類。22Lモデル(12800円)は外寸427×340×405mm、内寸315×210×330mm、重量約3.97kg。36Lキャリーモデル(14800円)は外寸465×405×460mm、内寸370×225×378mm、重量約6.1kgとなっています。

特に注目すべきは、この軽さです。同サイズの一般的なハードクーラーと比べて明らかに軽量で、これは真空断熱パネルが薄型軽量でありながら高性能だからこそ実現できた軽量化なのです。

5万円の高級クーラーとガチンコ対決

本当にその保冷力はすごいのか、アメリカの高級ブランドRTICの20クオート(現在Amazon価格5万円)との比較テストを実施しました。このRTICはYETI並の保冷力を誇る最強クラスのクーラーボックスです。

テスト条件は以下のとおり:

  • 事前にロゴスの氷点下パックで両方のクーラーを予冷
  • 2kgの氷を投入
  • 室温28℃設定の室内で12時間放置
  • 溶けた氷の量を計測

結果は驚きのものでした。RTIC(5万円)は248g(12.4%)の氷が溶けたのに対し、コメリ(12800円)はなんと165g(8.25%)しか溶けませんでした。数値的にはコメリの方が保冷力が上という結果になったのです。

唯一の弱点を補う完全体化の裏技

このクーラーボックスの唯一の弱点は、蓋部分に真空断熱パネルが入っていないことです。コメリの担当者によると「蓋に真空パネルを入れるには新たに金型から設計し直す必要があり、既存の金型を活用することでお値段を下げることができた」とのこと。

しかし、この弱点を補う方法があります。SEIDOの「真空断熱パネル マヒャドボード」(2枚2980円)を使用することです。このマヒャドボードがコメリの22Lクーラーにシンデレラフィット。まるで専用設計かのようにピッタリと収まります。

マヒャドボード追加での再テストでは、溶けた氷はなんと96gまで減少。合計約16000円で、ほぼ6面完全真空仕様のクーラーボックスが完成することになります。

黒色による熱吸収の影響を検証

「黒いクーラーボックスは熱を吸収して中が熱くなるのでは?」という疑問にお答えするため、真夏の猛暑日(気温37℃)での検証も実施しました。

1時間放置後の内部温度は以下のとおり:

  • RTICベージュ:34℃
  • コメリブラック:36℃
  • コメリブラック+ベージュタオル:34℃

確かに黒いコメリの方が2℃高くなりましたが、ベージュのタオルを1枚かけるだけでRTICと同じ温度まで下がりました。つまり、黒い色だからといってこのクーラーボックスを敬遠する必要は全くないということです。

使い勝手の良さも見逃せない

保冷力だけでなく、使い勝手の面でも優秀です。2Lペットボトルの縦入れが可能で、22Lモデルは縦型設計により効率的な収納ができます。36Lモデルには車輪と伸びるキャリーハンドル、小物用バスケットが付属しており、重い荷物でも楽々運搬できます。

天面は飲み物も置けてちょっとしたテーブル代わりに使える仕様で、片手で蓋のロックとオープンができるストレスフリーな設計も魅力的です。

コメリ「ナチュラルシーズン真空パネルクーラーボックス」は、確実に「価格破壊」と呼べる商品です。12800円という価格で高級クーラーボックスに匹敵、場合によってはそれを上回る保冷力を実現しています。マヒャドボードを追加すれば約16000円で6面完全真空仕様のクーラーボックスが完成し、これ以上のコストパフォーマンスは当分出てこないのではないでしょうか。長期耐久性などまだ未知数の部分もありますが、純粋に「冷やす」という本来の機能で考えれば、革命的な製品と言えるでしょう。次回の追加販売時には要チェックです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次